新型コロナウイルスの感染拡大防止なんてそっちのけ。自民党のセンセイたちの気の緩みを、各週刊誌が相次いで報じている。
まずはカジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で起訴され、先月保釈された衆院議員の秋元司被告=自民党を
離党=だ。
参加者1人1万円の政治資金パーティーとしての昼食勉強会を3月25日に開くという。自民党の林幹雄幹事長代理を講師として
招く予定だ。
その後、「(感染の)事態が収拾しないなら延期も考える」と開催は不確定となった。だが、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は
こうあきれる。
「収賄罪で起訴されたのに、またお金集めをするとは、事案が事案だけに首をかしげたくなります。政治資金パーティーをやって
支持者の前で話をするというのなら、まずは国会でちゃんと説明責任を果たしなさい、ということに尽きる」
「フライデー」(3月13日号)は、自民党の二階俊博幹事長が2月20日、議員たちと東京・六本木の中華料理店で誕生会を開いていたと
報じた。同誌(3月20日号)は、感染者が増え続ける北海道選出の参院議員・長谷川岳総務副大臣がバレンタインデーに「美人OLと
濃厚接触不倫」していたとも伝えている。
まだある。週刊文春(3月12日号)は、安倍晋三首相が新型コロナウイルス関連の記者会見を開いた2月29日、茂木敏充外務大臣が
名門クラブでゴルフに興じていたと報じた。
前出の安住氏は言う。
「茂木さんは、予算が通ってゴルフへ行きたかったんだろうけどね。しかし、外務大臣であり、新型コロナウイルス感染症対策本部の
メンバーなんです。ヒラ議員とは立場が違う」
安倍首相自身、首相動静には六本木や虎ノ門での夜の会食が並ぶ。
「安倍総理は新型コロナウイルス感染症対策本部の会議を早く終えて、大手新聞社の社長と2時間も食事をしたり、稲田朋美幹事長代行の
誕生会で中華の会食をしたりしている。国会で批判すると、総理は逆に意地になって会食を入れている感じがします」(安住氏)
何よりも感染拡大の防止を優先してほしい。
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