大川隆法・幸福の科学総裁は、黒川氏の守護霊霊言を16日に収録した。本霊言は、『黒川弘務検事長の本心に迫る』と題され、19日より全国の書店で緊急発刊される。
全体観をもって仕事をする
同書の中で黒川氏の守護霊は冒頭、「検察官というのは、『言論の自由』がなくてね(笑)、本当に」と述べ、自分の意見が言えないことへのもどかしさを見せた。
その上で、「本当は定年と言やあ定年だから、もう辞めたってもういいんだけどね。
いいんだけど、何か『男の意地』があるからさあ」とし、自分の欲でポストにしがみついているわけではないと主張した。
大きな論点となっている「安倍政権寄り」との批判について、黒川氏の守護霊は次のように語り、強く反論した。
「スポーツ紙とか夕刊紙とかが、面白そうに、『腹黒川』だの、『安倍の番犬』だの、『官邸のゲッベルス』だの、いろいろ言っているけど、
いやあ、私は、やっぱり、検事総長や東京高検検事長である以前に検察官だ。だから、自分の正義感に触れた場合、許さないものは許さない。だから、それについては妥協はしない。
だけど、(政権から)情報としては取らなきゃいけないものがある。検察官も、下だったら、事件だけを捜査していればいいけど、上になれば、もうちょっと、
『政治全体の問題』、『法律の問題』や『経済の問題』、『外交の問題』、全部をひっくるめて、あるいは、『神仏の考える正義』まで含めて、『何が正しいか』を考えるべきであるんでね。
だから、その意味で、何て言うか、政治にすり寄っているように見えているかもしれないけど、どっこい、"全部を身売り"する気はありません」
「検察官としての本懐は忘れるつもりはない」
定年延長で、政権の番犬になるとの指摘はどうか。
黒川氏の守護霊はその懸念を念頭に、
「検察官っていうのは、いかに政治家にかわいがられているように見えても、"脇差"は一本、いつも差していますので、いざというとき、許せないときには、"脇差"を抜いて、相討ちになるつもりで刺します。それは信頼していただきたい」
「検事長の本心としては『検察官としての本懐は、忘れるつもりはない』という、これははっきり言っておきたい」などと述べ、検察官の職務は全うすると強く訴えた。
大川総裁は、前掲書の「まえがき」及び「あとがき」の中で、以下のように述べている。
「黒川弘務氏は、男としては立派な人である。人をバカにすることはなく、人間としての深みがある。検事の本懐を、彼は忘れることはあるまい」
「流動する政治の世界の中で、検察官としての頂点に向かっている男の処世哲学は、一般に公開されることはなかろう。
(中略)『出処進退』は男の美学である。進むことよりも、辞めることが、はるかにたやすいと感じるなら、迷わずに耐え抜いて進むがよい。
『黒川でなければできないという仕事はない。』というOBの言葉に、静かな闘志が湧いてくるなら、自分を信じることも大切だろう」
黒川氏は、決して腹黒ではなく、日本の行く末を憂える官僚なのではないか。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=1715...https://www.youtube.com/watch?v=8uM8e9-jFf8
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