比例選で維新躍進、自民に次ぐ８議席

　比例選では自民党が２０１９年の前回参院選より１議席減らしたものの、１８議席を獲得して他党を大きく引き離した。野党は立憲民主党や共産党が伸び悩んだのに対し、日本維新の会が躍進して比例選の改選野党第１党となった。維新は公明党も上回る８議席を獲得し、与野党でも自民に次ぐ第２党となった。

　自民では、知名度やインターネットを武器に支持を集めた候補や、業界団体から支援を受けた候補が順当に票を積み上げた。個人名票がトップとなったのは漫画家の赤松健氏で、５３万票近くの個人名票を獲得。特定の支援団体はないが人気漫画の作者で、インターネットを活用して支持を広げた。

維新は比例の改選３議席から２倍以上、１９年の５議席からも３議席増やした。党内トップは約１２万票を獲得した現職の石井章氏。元陸上五輪選手の松野明美氏や歌手の中条きよし氏ら著名人を多く擁立し、票に結びつけた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/897d2bb3417efd08cd302...

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