戻りコン不正再利用で4棟が解体憂き目、川崎 8棟を建基法違反と判断
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001 2022/09/05(月) 08:16:49 ID:iV5rocGWa.
小島建材店(川崎市)が出荷した生コンクリートが日本産業規格(JIS)に適合していなかった問題で、各特定行政庁が進めていた調査から被害状況が明らかになってきた。日経クロステックの取材によると、問題の生コンを基礎に打設した建物は東京都・神奈川県内で計34棟。そのうち計4棟が解体された。川崎市は完成済みの8棟を建築基準法違反と判断した。
この問題は、建材試験センターが22年2月に小島建材店に対して実施した臨時審査で発覚した。同社は22年1月7日から2月3日の期間、建設現場で打設せずに返送された「戻りコン」を新たに製造した生コンに混ぜ、JIS製品として別の現場に出荷していた。
建基法37条では、建築物の基礎や主要構造部などに用いるコンクリートについて、JISへの適合か国土交通大臣認定の取得を求めている。問題の生コンの製造方法がJISに不適合だったことを重く見た建材試験センターは22年2月、小島建材店のJISマーク認証を取り消した。
不正発覚後、国土交通省関東地方整備局は小島建材店に対して出荷先リストなどの提出を指示。同社が問題の生コンを東京都内5区市と神奈川県内2市の計30現場に出荷していたことが明らかになった。
国交省は各特定行政庁に対して、建物のどの部分に問題の生コンを使用したか、調査するよう指示した。調査対象の建物は主に工事中の木造戸建て住宅で計68棟に上った。
調査の結果、川崎市は問題の生コンがJIS A 5308(レディーミクストコンクリート)の規定に抵触することから、完成済みの住宅8棟を建基法違反と判断した。8棟のなかには、引き渡し済みの住宅3棟が含まれており、市は早急に適法化するよう施工者などに求めている。
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