静岡県リニア議論は末期症状…珍説の誤りを認めた静岡知事の新たな問題


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001 2023/04/05(水) 09:09:12 ID:q9PmYHk1ZQ
「山梨県内で行う調査ボーリングが『サイフォンの原理』で、静岡県内の地下水を山梨県内に流出させる」と、超自然現象の“珍説”を唱えた川勝平太知事は2023年3月28日の会見で、ようやく「サイフォンの原理は間違っていた」と誤りを認めた。その席で、「サイフォンの原理」に代わる静岡県内の地下水流出の新たな理由を説明した。ところが、こちらも「真っ赤な嘘」だった。

月28日の知事会見で、テレビ静岡記者が「ちょうど1ヵ月前の会見で、『サイフォンの原理』を持ち出して、県内の地下水が流出する懸念があると表明されたが、この『サイフォンの原理』という珍妙な説を言い出したのは誰か?」と疑問を呈した。

「わたしだ。間違っていた」と、川勝知事は「サイフォンの原理」を誤りだとあっさり認めた。さらに記者が「間違っていたことに対する(JR東海への)謝罪はないのか」と追及した。これに対して、川勝知事は「山梨県内の断層帯をボーリングすることにより、削孔された部分が1気圧となり、高圧の地下水が圧力の高いところへ流れ、静岡県内の地下水が抜けるおそれがある」、「掘っていけば極めて高い水圧があり、その圧力の違いによって水が流出するというのが正しいことだ」と記者の追及をごまかすように、「サイフォンの原理」に代わる新たな根拠を述べたてたのだ。

“1気圧”というふだん生活する空気の圧力で、高圧の地下水があったとしても、静岡県の地下水が抜ける理由にはならない。

記者が「専門家に確認したのか」と質すと、川勝知事は「(森下祐一)専門部会長から説明をいただいた」として、さらに丸井委員の名前も加えた。記者が「丸井さんは多分、そうは言っていないのでは」と疑問を呈したが、川勝知事は「(森下)部会長と丸井先生がそうおっしゃった」と言い張り、知事の隣で説明した渡邊参事が回答を補強した。さらに川勝知事は「間違いなく静岡県の地下水が流出する理由がある」、「静岡県の地下水が抜ける恐れがある」を繰り返した。

筆者は直接、丸井委員に連絡して確認した。

丸井委員は「静岡県の地下水が抜けてしまう理由など申し上げていない。もし、問題の断層で10⁻⁶という透水係数が掛かったとしても水がじわじわ出てくる程度でリニア工事のリスクにはならない。もし高圧水が出ても、10年掛かってわずかの水が到達する程度であり、その間にリニアトンネルが出来ていれば何の支障もない」と説明した。丸井委員は「サイフォンの原理」だけでなく、今回の川勝知事(森下部会長)の発言を否定してしまった。つまり、丸井委員の名前まで挙げて、静岡県の地下水が抜ける理由を説明した川勝知事は、記者会見の場で再び、真っ赤な嘘をついたことになる。

今回のように、真っ赤な嘘をつく静岡県の化けの皮がはがされたとしてもまた新たな嘘を平気で並べ立て、静岡県はJR東海に不毛な議論を求める。ムダな時間ばかりが過ぎていき、リニア計画の一日も早い完成を望む人たちを裏切り続けるのだ。
https://news.livedoor.com/article/detail/23999415...

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