東京１５区補選ネット討論会　立民・酒井菜摘氏「多忙」を理由に欠席

１６日に告示された衆院東京１５区補選（江東区）は９人の候補者が出馬して大乱戦となっている。選挙戦がスタートした同日夜、東京青年会議所などが共催した討論会がインターネット上で行われ、候補者らが論戦を交わした。

討論会には９候補中８人が出席したが、情勢調査でリードが伝えられている立憲民主党の元江東区議、酒井菜摘氏（３７）は「多忙」を理由に欠席した。東京青年会議所側は「参加の方向で調整してもらっていたが、最後に調整がつかなかった」と説明した。

無所属で出馬した作家、乙武洋匡氏（４８）は「ただでさえ、与党の候補者がいないなかで、野党第一党である立憲民主党さんが憲法の話、外交安全保障の話に加わってこないというのは本当に残念。ましてや共産党さんが今回支援をされて、『立憲共産党』と揶揄（やゆ）されてるなかで、憲法の議論どうするの？　というのは多くの有権者の方が知りたかったところだと思う」と述べた。

日本維新の会の金澤結衣氏（３３）は「以前まで民間企業で働いていた。誰かが政治を変えないとと思い、立候補した。民間企業の当たり前を政治の当たり前に変えていく」と語った。

無所属の須藤元気氏（４６）は「江東区生まれ育ちだ。帰ると地元の方から『江東区をどうにかしてくれ』という声を聞くようになり、行き詰まった政治をどうにかしたい」と語った。
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【東京15区補選】立憲共産党・酒井菜摘「黒歴史」追及を恐れて討論会「敵前逃亡」か【デイリーWiLL】

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