日中、戦略的互恵関係推進確認へ　岩屋氏、李強首相や外相と会談

岩屋毅外相は25日、中国・北京で李強首相と会談した。「日中は地域や世界にとって重要な責任を共有している」と述べ、日中の共通利益を拡大する「戦略的互恵関係」を推進する考えを示した。この後、王毅外相との会談に臨む。岩屋氏の訪中は外相就任後初めて。

　岩屋氏は李氏との会談で、石破茂首相が10月にラオスで李氏と、11月にペルーで習近平国家主席と会談し、「建設的で安定的な関係」構築の必要性が確認されたと指摘し「その方向で、日中関係を前進させたい」と強調した。

　岩屋氏は王氏との会談で、両国の意思疎通の強化に向け、早期来日を要請する方向。ハイレベル往来の活性化につなげたい考えだ。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴い中国が全面停止してきた日本産水産物の輸入を巡り、早期再開を求める。中国当局による邦人拘束や、中国の軍事活動の活発化といった懸案も提起する見通しだ。
https://www.47news.jp/11948332.htm...

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日中外相会談で岩屋外相が「村山談話」に言及と中国側発表　日本側発表文には記載なし

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