『深層NEWS』(BS日テレ系)の司会進行を務めるフリーアナ辛坊治郎氏(63)が、日本テレビの女性社員に対し、“パワハラ事件”を起こし、
社内で問題になっていたことが「週刊文春」の取材で明らかとなった。
事件が起きたのは昨年12月中旬。辛坊氏が司会進行を務める『深層NEWS』(BS日テレ系)放送後のことだった。
「『深層NEWS』の女性プロデューサーが、帰ろうとする辛坊さんを日本テレビの玄関口の車寄せのところで呼び止めた。番組内容について
話し合っているうちに、彼女と辛坊さんとの間で口論になったのです」(日テレ社員)
徐々に2人はヒートアップ。押し問答の末、辛坊氏は壁に手をつき、いわゆる“壁ドン”の格好で、彼女を衆人環視の中で「お前なんかいつでも
飛ばせる」などと面罵したという。
「女性プロデューサーがコンプライアンス担当の部署に訴えたのです。彼女は一時、体調を崩して会社を休む事態となっていました」(日テレ幹部)
辛坊氏本人に聞いた。
——放送後に何があったのか。
「帰ろうとしたら彼女に急に呼び止められた。男性のチーフプロデューサーも一緒でした。そこでクレームを付けられたんです」
——壁に手をついて「飛ばすぞ」と脅した?
「人が沢山通るので壁側に寄ってはいた。よく覚えていないけれど、後で他の人に聞いたら『右手を付いていた』と。ただこの歳ですから壁に
手ぐらい付くでしょう。でも私が脅せるわけはない。私は出入り業者で、向こうはチーフプロデューサーもいる。どっちが立場が上か、
分かるでしょ?」
——パワハラではないと。
「日テレの幹部からもそういう話になっていると聞きましたが、ちゃんと事実関係を詰めてくださいと。私もはらわたが煮えくり返る思いなんです」
(続く)
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