辺野古、70メートル超も「軟弱」 地盤調査、防衛省伏せる


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001 2020/02/08(土) 20:16:38 ID:62eZDDCm6k
 沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設を巡り、埋め立て予定海域で防衛省の想定に反し、海面下七十メートルより深い海底の
地盤が「軟弱」であることを示すデータが検出されていたことが分かった。「七十メートルまで地盤改良すれば施工可能」という同省の
設計の前提は、根底から覆る可能性が出てきた。同省は「業者が独断で行った調査で信頼性が低い」としてこの実測データを採用せず、
調査した事実すら伏せていた。

 海底の軟弱地盤の存在は着工後に判明し、粘土層は最深部で海面から九十メートルにまで達すると指摘された。防衛省は地盤改良の
必要から設計変更の準備を進めているが、工事の助言を得る有識者会議にもこのデータを示していなかった。

 「軟弱」を示すデータが検出されたのは、軟弱地盤が九十メートルまで達していると指摘された「B27」地点。防衛省から委託された
業者が現場で土を採取し、地盤強度を計測。その結果によると、七十メートルより深い地盤でも地盤強度の区分で六段階のうち二番目に
軟らかい地盤に該当した。

 データは、防衛省が二〇一九年三月に国会へ提出した一連の調査結果の巻末資料として、英文で表記されていた。防衛省はデータの
存在を伏せ、これまで「B27地点では強度の試験をやっていない」と国会や本紙の取材に答えていた。

 防衛省はその一方で、B27地点の地盤強度を最長七百五十メートルも離れた別地点のデータから類推し、「七十メートルより深い
地盤は非常に固い」とし、七十メートルまで地盤改良すれば基地建設は可能と結論付けている。

 B27地点には巨大な護岸が設置される。真下の地盤が軟弱だった場合、護岸が沈下したり傾いたりして基地として機能しない恐れがある。
防衛省はB27地点の実測データは「信頼性が低い」として採用せず、設計変更の検討に当たっても考慮に入れていない。

 防衛省の設計変更案では工期が倍の十六年、総費用は当初計画から三倍近い九千三百億円と見込む。

(続く)

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009 2020/02/10(月) 20:10:06 ID:Cn/hTWKgOg
基地利権。

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