日本のメディアなどでは極右や「ブラジルのトランプ氏」と呼ばれ、
その発言がしばしば議論を呼んでいるボルソナーロ伯大統領。
自国第一主義を掲げ、ブラジル国内で高い人気を誇っていますが、
日本が関連する一連の言動が現在ブラジルで議論を呼んでいます。
大統領はまず今月2日、ブラジルの著名なジャーナリストである、
アレシャンドレ・ガルシア氏の講演動画を自身のツイッターでシェア。
本来そのこと自体はもちろん問題がないわけですが、そこには、
「ブラジルが日本と国民を入れ替えたとしたら、
10年以内に世界の大国になる」とのガルシア氏の発言があり、
また大統領は、ガルシア氏の考えに賛同の意を示すように、
「2分でブラジルを変える方法」と動画を紹介していました。
自国民を軽侮するようなツイートは国内で議論を呼んだのですが、
ガルシア氏の講演をシェアした理由を先日マスコミに問われた大統領は、
「日本人は優秀な民族。我々、つまり他の国民は相対的に劣っている」と発言。
その上で「これは事実なんだ。私は日本に3度訪問しているのだから」とし、
謝罪や訂正などは今のところ行わず、持論を貫いています。
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