懇親会準備費、自民党支部が負担　安倍首相説明

　安倍晋三首相は六日の衆院本会議で、昨年の「桜を見る会」前夜に東京都内の高級ホテルで開いた地元支持者らとの懇親会の事前準備に
かかった経費に関し、自身が代表を務める自民党山口県第四選挙区支部から支出したことを明らかにした。アンケートの作成・発送代や
ホテルとの通信費といい、「支部の業務を行う上で必要で、問題ない」と主張した。

　立憲民主党の末松義規氏は、党支部に懇親会関連の支出があるということは、ホテルとの契約主体も支部の会計処理に当たる安倍事務所
だったことを示すものだとの認識を示し、「前夜祭の収支は政治資金収支報告書に記載義務が生じる」と追及した。

　首相は「ホテルとの契約主体はあくまで参加者個人だ。後援会としての収入・支出は一切ないため記載は必要ない」と従来の立場を
繰り返した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/C...

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