『取材源の秘匿』を踏みにじった「賭け麻雀問題」を考える


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001 2020/05/24(日) 06:40:53 ID:A6YsR0CKY6
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言中に産経新聞記者や朝日新聞社員と”賭け麻雀”をしていたとする週刊誌報道を受け、東京高検の黒川弘務検事長が辞任した。

賭け麻雀が賭博罪にあたるか、ハイヤーでの送迎が国家公務員倫理規程に抵触するかなどといった問題はここでは置いておきます。検察庁法改正云々も。

あまり指摘されていないのであえて書かせてもらいます。

この問題は報道機関から取材対象者へのもっとも許されざる裏切りだと考えています。事件記者の特ダネを支える“ネタ元“との暗黙の了解を破る行為で、報道機関にあるまじき失態です。

部外者が口を挟むな、いきなりお前は誰やねん、と思われる方もいるかもしれません。詳細は書きませんが、私は元記者でこの件についても少しだけ“関係者“です。言いたいことや暴露したい話もありますが、ここでは必要な内容だけ記させていただきます。

◆報道機関とネタ元

報道機関は政府や各省庁、自治体、警察や検察が発表した内容だけを報じていてはダメです。発表された情報は真実なのか見極め、発表していない情報も取材・報道することで行政機関が都合のいい情報だけを流すのを防ぎます。また、そうした取材力を持つことは情報が捻じ曲げられないための抑止力でもあります。

そのためには、取材先に発表されていない情報を教えてくれる情報源が必要です。これが”ネタ元”です。

当然、ネタ元は内密に情報を教えてくれているので報道では

・政府関係者によると
・捜査関係者への取材で分かった

のようにぼかして表記されるのがほとんどです。

「どれだけ取材先に食い込めるか」は記者の実力の指標とされます。時代が変わって、特ダネ競争は昔ほど過激ではありませんが、ネタ取り屋が一番評価されるのは今も変わりません。

新聞記者、とりわけ警察や検察を担当する事件記者にとって、ネタを取れるかどうかが最重要視されます。

私は新聞記者だった5年半ずっと事件担当でした。地方に配属された1年目から、警察官のネタ元を作るためにやれることは思いつく限りなんでもやりました。

以下ソース
https://pr-news.jp/source...

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002 2020/05/24(日) 07:09:49 ID:jAzk9gXni2
より正確な記事を書くため、取材源に近づくのが記者の仕事。
守秘義務を守るため、記者を寄せ付けないのが責任ある地位にいる者の仕事。

今回の黒川検事長問題で一方的に非があるのは、法的義務もないのにプライベートまで記者を受け入れた黒川検事長。
賭けマージャンはまた別問題。
記者は、近づく手段が酒であろうと女であろうと、「黒川検事長が受け入れやすい手段」なら何でも良かったはず。
その中で、黒川検事長が受け入れてくれるのが「賭けマージャン」という違法行為であったということ。

記者側は「賭けマージャン」である必要はなかった。
黒川検事長側が「賭けマージャン」という手段に隙を見せた。
ということ。

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003 2020/05/24(日) 07:17:17 ID:FnPTJIcQTQ
極論、
強盗、殺人までもほう助するのか
という問い

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