自民ベテラン、「73歳定年制」廃止を執行部に要請、若手は反発
2020年06月12日 jiji.com
自民党の衛藤征士郎元衆院副議長、平沢勝栄広報本部長ら70歳以上の
ベテラン議員有志は12日、二階俊博幹事長、下村博文選対委員長と党
本部で面会し、党が内規で定める衆院比例代表候補の73歳定年制の廃
止を申し入れた。衛藤氏によると、二階氏は「分かった。速やかに処理
すべきだ」と応じたという。
衛藤氏は79歳、平沢氏は74歳。衛藤氏はこの後、トランプ米大統領
など70歳以上の政治家が世界で活躍していることに触れ、「次期衆院
選では候補者の年齢を問わず、小選挙区との重複立候補として同一に位
置付けるべきだ」と記者団に訴えた。
これに対し、小林史明青年局長は12日、記者団に「優先順位が全く違う。
今、集中すべきは(新型コロナウイルス対策で)国民に必要な支援を届
けることなのに、国会議員の立場を守る話をしている」と批判した。近
く青年局として二階氏に定年制堅持を申し入れる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061200900&g=p... *自民党では現在、小選挙区の立候補に年齢制限は設けていないものの、
比例選挙区では衆議院73歳、参議院70歳の年齢制限があるため、小選挙
区と比例区での同時立候補ができなくなっている
返信する