学術会議問題は「学問の自由」が論点であるべきなのか?
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001 2020/10/10(土) 03:38:26 ID:zJKuJQUcwI
村上陽一郎
元日本学術会議「科学基礎論」研連委員長
日本学術会議次期会員の推薦候補の一部を内閣が任命しなかった事について、出発点から、「学問の自由の侵害」と捉え、糾弾するのが新聞輿論のようです。一部の学者や識者層も、その立場で動こうとしているようです。しかし、客観的に見れば、この主張は全く的外れであることは明瞭で、間違いの根本は「現在の」日本学術会議に対して広がっている幻想、あるいは故意の曲解にあります。
日本学術会議はもともとは、戦後、総理府の管轄で発足しましたが、戦後という状況下で総理府の管轄力は弱く、七期も連続して務めたF氏を中心に、ある政党に完全に支配された状態が続きました。特に、1956年に日本学士院を分離して、文部省に鞍替えさせた後は、あたかも学者の自主団体であるかの如く、選挙運動などにおいても、完全に政党に牛耳られる事態が続きました。
今、思えば、そうした状態を見ぬ振りで放置した研究者や会員に大きな責任があるのですが、見かねた政府が改革に乗り出し、それなりの手を打って来ました。1984年に会員選出は学会推薦とすることが決まり、2001年には総務省の特別機関の性格を明確にし、2005年には、内閣府の勢力拡大とともに、総理直轄、実際には内閣府管轄の特別機関という形で、日本学術会議は完全に国立機関の一つになりおおせました。
もちろん、この動きに反対する活動も無かったわけではないのですが、政党支配に不満を持つ一部会員は、この政府の動きを支持し、一般の会員の大部分はここでも成り行きに任せた状態のままでした。
その結果として、今回、菅首相が主張する、日本学術会議は国立の機関として、首相・内閣府の管轄下にあること、その会員は(特別)公務員としての立場にあること、その任命の権限は内閣・首相にあること、といった内容は現行の規定に従えば、まず疑問の余地のないところです。
実際、今回の件で、自分の学問の自由を奪われた人は、一人もいません。強いていえば、任命を見送られた方の中で、学術会議会員の資格の欲しかった方は、希望の就職の機会を奪われたことになるわけですが、それも就職の際には、常に起こり得ることと言わねばなりませんし、どんな推薦があっても採用されないという人は出るものです。採用されなかった人に、その理由を細々と論って説明する義務は、選考側には通常は無いはずではないでしょうか。
そうした事情を抜きにして「学問の自由」を訴えるのは、完全に問題のすり替えであって、学問の自由の立場からすれば、却ってその矮小化につながる恐れなしとしません。むしろ、学術会議の会員になること自体が、ある立場からすれば、学問の自由に反する行為になる可能性さえあるのですから。
https://wirelesswire.jp/2020/10/77680...
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002 2020/10/10(土) 07:35:10 ID:LNsXgOzWbQ
いわゆる従軍慰安婦問題でも、いろいろ活躍されているようですね
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003 2020/10/10(土) 07:42:07 ID:joEeTkV92c
こんな腐った組織は潰して政府の助言機関を別に作ればいい
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004 2020/10/10(土) 10:03:30 ID:5eAMla8ydU
国家予算が付いた時点で、政府の管理下に置かれるんだから
職務に規制が掛かるのが常識のはず。
それでいて地位にしがみつこうと執着するのは
上級国民の既得権益を守りたいだけじゃん。
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005 2020/10/10(土) 12:55:48 ID:5ubf71Slqk
年金貰って反政府
補助金貰って反政府
その言い訳が〇〇の自由を侵害するな!ってんだからお笑いだ
それなりの地位にあって孫もいる様な歳なのに
恥ずかしいと思わないのかね?
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006 2020/10/10(土) 13:29:57 ID:mQNEKuK18Y
さすが村上先生。
この本、お薦め。
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