世界日報(せかいにっぽう)は、日本の世界日報社により発行される1975年創刊の保守系新聞。日刊紙は関東地方の一部、及び沖縄県の一部を配布地域としており、
他に日本全国向けの週刊紙、Sunday世界日報がある。発行母体は韓国の新興宗教である家庭連合(旧・統一教会)。
世界日報読者向けに1983年(昭和58年)5月18日に設立された世日クラブというものがあり、講演会を行っている。そこでは八木秀次や高橋史朗、小林正、中西輝政、
櫻井よしこなどの著名な保守系の評論家や森昭雄の講演などが行われている。
なお、日本では1946年-1948年に同名の新聞「世界日報」が存在した。この新聞は、題号を「世界経済新聞」(1948年10月1日 - 1950年2月28日)、「夕刊世界経済新聞」
(1950年3月1日 - 12月31日)と改めた後、1951年(昭和26年)に産業経済新聞(現・産経新聞東京本社版)に紙面統合されて終刊した。題字と地紋は現・世界日報が
同一のものを使用している。
産経新聞でシステム障害─世界日報の内容が混入 2007 09/23 21:05
22日、準全国紙である産経新聞(本社:東京)の紙面制作システムに障害が発生。他紙の内容が誤って混入するトラブルが
起きていたことがわかった。原因は現在調査中とのこと。同紙が明らかにしたところによれば障害の影響は全紙面に及び、
「私たちは”国際合同結婚式”を応援します」と、統一教会を支持する意見広告
「ダーウィンの進化論は間違っていた」とインテリジェントデザイン論を主張する記事などが勝手に紛れ込んでいたという。
産経が統一教会と共有している社内ネットワークになんらかの不都合が発生、同教会が運営する「世界日報」の記事が混
入した可能性が高いと見られ、システム部が詳しい原因を調べている。
読者からは「自民党機関紙・経団連会報の記事が丸写しで混入していた」との指摘や、「“こもりよしひさ”名義で歴史の
ニガテな小学生の作文が誤掲載されていた」「トップ記事が2ちゃんねるコピペレベルの内容だった」などの苦情も相次い
でおり、今後の動向によってはかなり大規模な障害に発展する可能性もある。
産経新聞では障害が解消するまで、新聞発行援助協定をむすんでいる「サンケイスポーツ」の題字のみを差し替えた臨時
紙面で発行を継続する予定。クオリティが大幅に向上するため、かえって読者に喜ばれることになりそうだ。
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