スパコン「富岳」「2位じゃダメなんですか」への科学者らの答えだった
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001 2022/11/14(月) 18:44:06 ID:BKvIrEf8o.
2009年の民主党政権での「事業仕分け」を、このセリフとともに記憶している人は多いだろう。「2位じゃダメなんでしょうか」。ちょうど13年前の11月13日、参院議員の蓮舫さん(54)が放った言葉である。
仕分けは、自民党政権時代の「予算のムダ」を洗い出す会議で、やり玉に挙がっていたのが世界一の性能を目指すスーパーコンピューター(スパコン)「京」の開発計画だった。
「なぜ1位なんでしょうか」。繰り返し問いただされ、官僚と研究者は迷走気味にこう答えた。「世界一になることで国民に夢を――」。そして、計画は「凍結」されることになった。
「思えば、非常にグッドな質問なんです」。スーパーコンピューター(スパコン)「富岳(ふがく)」の開発に関わった研究者の松岡聡さん(59)は、あの騒動を思い返して笑う。
「2位じゃダメなんですか」――。乱暴な理屈だと驚き、憤慨もした。自分に向けられたものでなく、無視もできた。それでも、科学者の矜持(きょうじ)として、答えられなければならないと考え続けた問いだから。
「歴史という法廷に立つ覚悟があるのか」と、政治家らに迫ったのはノーベル賞受賞者の野依良治さん(84)=写真=だ。当時は「京」開発を担う理研理事長で「役所に任せず、研究者自身が対応せねばという危機感があった」と振り返る。
文科省に抗議のメールが殺到、知識人も相次ぎ反対を表明するに至り、結局、政府は「仕分けの結果は政策判断ではない」と釈明し、翌月に凍結方針を撤回した。
そして、京は11年に世界1位の計算速度を達成することになる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd3aacfde08b84e04ebc...
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016 2022/11/23(水) 13:11:51 ID:90/Dd5BVTc
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