>>15 そういう表層、かつ一面的な捉え方だから理解できないのだろうねぇ
昨今、云われる傾向として高度経済成長期の「モーレツ社員」やバブル期の「24時間戦えますか」などが
死語になったと同時に最近の若年層には理解が出来ないというのが話題に上がる。
巷間言われるのは、かつては頑張れば対価が得られた、(24時間云々が象徴するように)全力で頑張った
ところが昨今は、頑張っても見合う対価が得られない、仕事は人生を賭して戦うような対象ではない云々
社会情勢と共に価値観が大きく変遷した証のひとつだ。
で、ご指摘の歌の嗜好だw
戦後の歴史だけを見ても、終戦から復興を遂げた時期には「上を向いて歩こう」などの上げ潮基調が流行し
フラワームーブメント(日本で言えば学生運動期かな)には反戦や刹那主義的なメッセージソングが流行り
件の演歌は?といえば男に振り回されながらもジッと我慢で自己犠牲を伴いながら最終的には身を引く女が
謳われ・・・と、因みに余談になるが桑田佳祐が坂本冬美に書き下ろした「ブッダのように私は死んだ」は
30年前の価値観に基づいて書いた詩との由。
「モーレツ社員」や「24時間戦えますか」などと同様に、歌の嗜好でさえ「歌は世につれ世は歌につれ」なんだよ。
そんな中で、いわゆる戦後スキームと言われる、朝鮮戦争が勃発した当時の枠組みや価値観
非武装中立などのフラワームーブメントの頃の世界平和主義的な価値観
いつまで固執してるんだよ?ということよ。いわゆる政治用語でいえば55年体制時の対立軸そのままじゃねぇか?と。
北国の冬の日本海に向かう夜汽車の中で、尽くしてきたけれど私から身を引きます・・・
こんなこと謳っても今の若者に響くはずがないw
だが、彼らは、その価値観から脱却できていない。相変わらず女には酒と涙が似合うと・・・
歌の嗜好でさえ「歌は世につれ世は歌につれ」なんだよということだよ。
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