衆院で改憲勢力4分の3…首相は「精力的に取り組む」
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001 2021/11/05(金) 06:24:01 ID:ugZi7eNHwY
日本国憲法は3日、公布から75年を迎える。自民、公明両党と憲法改正に前向きな日本維新の会、国民民主党などの改憲勢力は衆院選で352議席となり、衆院の4分の3を占めた。改憲勢力は、衆参両院で改憲の国会発議に必要な3分の2を維持しており、岸田政権で改憲論議が本格的に進むのか注目される。
与党と維新、国民の両党に改憲に前向きな無所属議員などを加えた勢力は、衆院選公示前には338議席を確保し、総定数の3分の2(310議席)を上回っていた。今回の衆院選で改憲勢力が増えたのは、維新が公示前の11議席から41議席に伸ばしたことが大きい。
岸田首相(自民党総裁)は1日の記者会見で、「党是である憲法改正に向け、精力的に取り組む」と意欲を示した。首相は、自衛隊の根拠規定明記や緊急事態条項の創設など4項目の党改憲案について、2024年9月末までの党総裁任期中の実現を目指す考えだ。
改憲は、衆参両院の3分の2以上の賛成で国会が発議した後、国民投票で過半数の賛成を得る必要がある。首相は同じ記者会見で、「国民の理解を広げていく余地はある。国会と国民の理解、両方を進めることで結果につなげていきたい」と強調した。
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