2025年10月17日金曜日に中野洋昌前国交大臣は閣議後の会見で「総点検」の結果を公表しました。 
      この「総点検」とは、国交省がEVモーターズ・ジャパン(以下、EVMJ)に対して同年9月3日に命じていたもので、EVMJがこれまで販売してきた317台すべてのバスを点検しなさいという指示でした。   
  EVMJが扱う中国3社(ウィズダム、恒天、愛中和)のEVバスは万博輸送用に大阪メトロに納車されたもの以外に、全国各地のバス事業者に納車されておりいずれも多くの不具合が発生しています。   
  不具合が原因で事故が起きた場合,人命に関わる事態を引きおこす危険性もあります。   
  そこでEVMJは国交省の指示を受けて9月9~12日の4日間で全国のバス事業者に社員を派遣して、点検を行いました。   
  総点検では317台中35%にあたる113台に不具合があったことが報告されています。   
  113台という数字は驚くものですが、実はこれら以外にも隠蔽された不具合が多数存在。   
  また、不具合は完全に対応できているという報告も虚偽であることがわかっています。   
  国交省が20日月曜日にアポなし立ち入り検査に入った背景にはこのような「隠ぺい」された不具合を確認する目的が主体だったのです。   
  現場のドライバーからもEVMJのバスは大変不評です。   
 「1日の乗務は朝6時から夜9時までの15時間 その間、ずっと何かトラブルが起こるのではないか?突然止まったらどうすればいいのか?など考えながら運行するのでとてもストレスが溜まって疲れます。   
  実際、私が在籍する営業所でもEVMJバスは多数の不具合を出していて、交差点で発進できなくなったり、坂の途中で完全に電源が落ちたように動かなくなったり…レッカーを呼んで移動したことも何度かありました」   
  筆者の取材によると、EVMJのバスは「ハンドル操作がやりにくい」「運転席の座り心地も最悪」「見よう見まねで設計されているからかすべての操作がやりにくい」「表示が中国語のままのものもあり何のことだかわからない」。さらに乗務員からも「できれば乗りたくない」と言われている状況です。  
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0712e6c4a8a94948df1f... 
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