つまり、
「正解とされる文章を、弁護士とあらかじめ打ち合わせ、無味乾燥に繰り返しておけば、人生何とかなるものさ」
というのが、本音に近いと察せられます。
実際、多いですよ、こういう処世訓の役人タイプの対応。
つまり、何か自分の手で生み出したり、ゼロから創り出したりする経験を持てないまま、よくいるタイプの、
あまりできない留年生として、教養学部などの時期に大学以降の実力を伸ばす機会を逸して、結局、
高校生程度のガリ勉延長で役所に入り、それで固まってしまう。
以下、資料から移します。
・2002年 4月、総務省入省、10月、三重県に1年間、出向(25歳)
・2008年 4月、新潟県佐渡市に「企画財政部長」として3年間、出向(31歳)
・2012年12月、福島県相馬郡飯館村に派遣、震災復興関連業務(35歳)
・2012年 7月、宮城県に3年間出向、牛タン倶楽部のメンバーと懇意に
・2018年 4月、大阪府に「財務部財政課長」として出向。「維新」知事らと懇意に(41歳)
・2021年 3月、3年目の終わりに兵庫県知事候補に取り沙汰され、総務省退職。
退職当日記者会見を開き、7月の知事選で当選。(44歳)
さて、上に()で記した年齢からの、各々3年間は「中央からの出向者」という「お客さん」状態で、
本当の実務にはまずタッチせず、自治省総務省の意向を地方に伝える、あるいは地方の要望を中央に
ハンドリングするという、上澄み業務に終始していた可能性が考えられます。
ここで注意しなければならないのは、一見すると同じように見えるキャリアでも、
一つひとつの時期を立派に過ごした人もいるという事実です。
京都大法学部から西播磨県民局長まで勤め上げた彼など、真っ先に挙げるべきでしょう。
でも地方では、国の補助を期待しますから、中央からの出向組は基本チヤホヤしてもらえる。
何をやっても表では「お上手お上手」、裏で何を言われているかは当人が聞くこともなく、
何事も創り出す経験がないまま、佐渡3年、宮城3年、大阪3年、それに当初の三重1年と、
10年間はお客さん状態の殿様役人生活で 実質的にまともな経験ができなかったリスクが
懸念されるわけです。
そうであったと断言はできませんが、こういう若者が、年齢もキャリアも器量も完全に上の、
でも立場は下という人間に、プライドを傷つけられたりすると、タチが悪く豹変し、
手が付けられなくなる。
私はそういう「阿呆」が、たたき上げ「2種」のベテランに諭され、突然瞬間沸騰機で激高する瞬間を、
東大内に限らず、この30年弱、様々な場で結構な数を目撃してきました。
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